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物部神社 (名古屋市) : ウィキペディア日本語版 | 物部神社 (名古屋市)[もののべじんじゃ]
物部神社(もののべじんじゃ)は、愛知県名古屋市東区筒井にある神社。延喜式神名帳における式内社である。大石を神体とすることから、石神神社(いしがみじんじゃ)、石神堂(いしがみどう)、山神(やまがみ)とも〔名古屋市教育委員会が作成した、境内にある立て板の説明による。〕〔境内にある由緒記の説明による。〕。 == 歴史 == 垂仁天皇の御代に初めて社殿を造営したと語り継がれている。平安時代前期の延喜式神名帳には愛智郡(愛知郡)の式内社として物部神社があった。平安時代末期の尾張国内神名帳には、従三位物部天神と記されている〔。JR中央本線千種駅を中心として物部神社や高牟神社がある地域は、古代には物部郷古井村、中世には鳴海荘古井村と呼ばれ、物部氏の拠点があったとされる。いずれも式内社の両社は400メートルほどしか離れておらず、尾張名所図会には物部神社と高牟神社が同一図に描かれている。元禄年間(1688年-1704年)には、第3代尾張藩主徳川綱誠が社殿を修復した〔〔。1868年(明治元年)、尾張国千種村の本社が延喜式神名帳の物部神社に同定された。つづいて村社に列せられた。1953年(昭和28年)には本殿拝殿が造営された〔。 祭神は物部氏の祖神である宇麻志麻遲命。尾張国や美濃国には数多くの物部神社が存在したが、多くが合祀された結果、現在では尾張国では本社だけが残り、美濃国では本巣に2座のみが存在するという。
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